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これまで、「RC5+」の@ES1枚当たり、つまり固定枚数でのパフォーマンスについて議論してきました。固定比率トレーディングを導入するとどうなるかについて検証してみたいと思います。

固定比率トレーディングは、言うまでもなく資金に対して一定比率でリスクをとりながら、利益を再投入していく資金管理手法のことを指します。いろいろな本で紹介されていますが、「トレーディングシステム入門」でも、TradeStationからExcelへのデータファイル出力方法や計算方法も含めて紹介されています。

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(2002/07/31)
トーマス・ストリズマン、Thomas Stridsman 他

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オリジナルのRC5は「Trading Edge RCシステム初級セミナー」に述べられているように、10ptのプロテクティブストップをエントリー直後にかけます。従ってトレードあたりの最大リスクは常に10pt(@ES1枚あたり$500)となり、固定比率トレーディングの議論をするのは、非常に容易です。つまりトレードあたり口座資金残高に対して最大5%のリスクを取るなら、$1万ドルが@ES1枚当たりの最少口座残高となり、最大2%のリスクに抑えるなら、$25千ドルが最少口座残高となります。

「RC5+」は、一部にドテンを組み入れているので、厳密には往復ビンタを喰らう可能性があり、エントリーあたり常に10ptのリスクとは言いかねないのですが、この分析のためにソースをいじるのは本末転倒なので、ここではエントリーあたり10ptが最大リスクとして議論を進めます。


仮に固定比率10%(対口座資金トレードあたり最大リスク)としてシミュレーションしてみると、

  1枚当たり最少口座資金:$5,047.20(Tradestation手数料込)
  
となるので、当初口座資金を$10万ドルとして今年1月から運用開始したとすると、12月20日までの運用結果は、なんと

  $255,301.72 (当初資金の155.3%増)

となります。当初19枚でスタートしたトレードは、34枚にまで増えます。資金曲線はこんな感じです。もう少しまともなパフォーマンスのシステムに固定比率トレーディングを適用すると、最適線形回帰直線が追い付かなくなるほど指数曲線的に資産は上昇するのですが、RC5+は、ごく平凡なパフォーマンスですのでこの程度です。

20071221RC5+10pctEquity


当然のことですが、ドローダウンは増幅されます。

  最大ドローダウン=$90,518.78 (ドローダウン開始時資金の41.1%)

勿論、実際は証拠金も考慮必要ですし、「証拠金+過去の最大ドローダウンの3倍」などと言われているようです(下記書籍ご参考)ので、1枚当たり$5000で資金運用することは稀と思います。ちなみにRC5+の場合2002年1月から2006年12月までのバックテストでの最大ドローダウンは$2,522となっていますので、証拠金を$4000とすれば、$11,500が1枚当たりの口座資金ということになりますね。

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比率をいろいろ変えてみて、固定枚数トレーディングと比較してみるとこんな感じになります。

20071222RC5+pct


前述の通りもともとが平凡なシステムなのであまり差はでてきませんが、$10万ドルで3枚というかなりコンサーバティブな運用をしても、年率25%程度のリターンが出るというのは、自分にとっては結構意外で、毎月損を出していたあの頃はいったい何だったんだろうという気持ちになりました。

次回は、オプティマル-fについての検証をご紹介します。


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