この映画のストーリーは、少々複雑で、ヒュー・グラント扮する英首相が秘書に恋したり、夫人を亡くしたばかりの中年男性がふさぎこもる息子に苦労していたり、大親友の結婚にあたり、その新婦への片思いを伝えられない男、精神障害のある兄からの電話のために彼とのデートをだいなしにしてしまう女性、ある日帰宅すると自分の妻と弟がベットの中だったりとか、多くの登場人物それぞれのストーリーが同時展開していきます。最後はそれぞれそれなりのハッピーエンドが待っています。Love actually is all around(現実の愛はそこらじゅうにある?)というメッセージがヒュースロー空港の出口での人々の出会い・別れをモチーフに描かれています。
この映画の後半で、小学校でのクリスマスコンサートの場面があるのですが、そこで歌われるのが、All I want for Christmas is you。"クリスマスに多くは要らない、欲しいものはひとつだけ、ツリーの下のプレゼントなんかどうでもいい、あなたが知らないあなたを私だけに、祈りをこめて。。。”日本語にするとちょっと恥ずかしいけれど、私が本当にほしいのはあなたという歌詞。